借入前の審査はキャッシングの常識、しかし何を審査されるの?

どんな理由があるにしろ、銀行系や消費者金融系業者でキャッシングする場合には、必ず事前審査があります。その審査は何の審査でしょうか?一言で言うと、返済能力を審査します。あなたがキャッシングをするとしたら、あなたの収入や以前の借入記録を調べ、あなたにキャッシングを利用させて大丈夫かどうか調べるわけです。なぜそのような審査をするかは言うまでもありませんが、返済能力は貸金業者のリスクに直結します。返済能力の低い人にお金を貸せば、それだけ返済リスクが高まるため、各キャッシング業者は事前審査を行うわけですね。

借入前の審査で、具体的にどんな点を見られるのでしょうか。例えば、年収や勤続年数を見られます。年収はその人の保有する資産と考えられます。ですから、ある程度の年収がある人にそれ相応の額を貸すのは当然です。年収100万円の人に200万円貸すのは、素人が考えても道理にかなっていませんよね・・・。また勤続年数ですが、その年数も信頼の証となります。勤続年数と安定収入は基本的に比例しますので、それだけキャッシング業者の信頼を獲得しやすいというわけです。

では、審査が通るか否かに関わらず、キャッシングをする上での大切な心構えはどのようなものでしょうか。それは「キャッシングは借金」というものです。初めてキャッシングをする場合、この概念は頭の中にあるのですが、何回か利用するうちにこの概念を忘れがちになるのが一般的です。キャッシングが習慣になると、借りたものを返さない傾向になりがちですから、「キャッシングは借金」という心構えを決して忘れてはなりません。返済が遅れたりすればブラックリストに載って、それ以降の借り入れができなくなる可能性があります。もちろん審査も通りません。ですからこの心構えを常に抱いておくべきです。

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