気になる素朴な疑問、キャッシングに手数料はかかる?
「キャッシングでお金を借りるのは良いのだけど、手数料が高いのでは?」と、素朴な疑問を抱く方は少なくありません。結論から言いますと、手数料は基本的にかかりません。ただし、銀行系、信販系、消費者金融系、どの業者でキャッシングをしても必ず利息をつけて返済することになります。ですから、この利息が手数料代わりと考えて良いでしょう。では、この手数料代わりである利息の計算方法の概要と、お得なキャッシング利用法をご紹介したいと思います。
まず覚えておきたいのが、キャッシングをした時の金利方程式です。これが基本となるので必ず頭に入れておきましょう。金利方程式は、
・利息=借入金額×金利(年率)÷365日×借入日数
となります。では、借入金額5万円、金利18%、借入日数30日の場合、支払利息はいくらになるか、上記の方程式に当てはめてみましょう。
・5万円×18%÷365日×30日=739円(小数点以下切り捨て)
という計算になります。つまり、5万円のキャッシングで1カ月以内の借入なら、利息は1000円未満ということですね。そこでオススメしたいのは、信販系のキャッシングです。つまり、クレジットカード付帯のキャッシング機能を利用することです。クレジットカードをお持ちなら、たいていの場合キャッシング機能が付帯されています。なるべく金利の低いクレジットカードを1枚持っていれば、いざという時非常に便利で、しかも手軽にキャッシングできます。
また、キャッシングのお得な利用法をひとつご紹介したいと思いますが、上記の方程式にこのケースを当てはめてみて下さい。借入額1万円、金利18%、借入日数21日という条件下では、利息はいくらになるでしょうか。
・1万円×18%÷365日×21日=103円(小数点以下切り捨て)
利息が103円ということは、銀行ATMの引き出し手数料105円(税込み)より安いということです。つまり、1万円が緊急で必要、しかし返済の当てがあり且つ3週間(21日)以内に返済可能な場合、銀行ATMで引き落とすよりお得だということです。緊急時には、このキャッシングもお得な選択肢の一つとなるでしょう。ただし、緊急時以外は使わない方が良いかもしれません。キャッシングはクレジットヒストリーを汚す可能性があるので、このキャッシング利用法はあくまでも緊急時のみに考慮しましょう。
手数料代わりとなるキャッシングの利息。これを如何に抑えて利用するかが大きなポイントとなりますね。その点に留意しながら、上手にキャッシングしましょう。